海外で遭遇した盗難事例と反省をセキュリティに活かそう
以前、仕事でケニアに二年間在住していました。ケニアは治安が悪かったですが安全ルールを守ったことで、スリなどの被害に遭遇することはありませんでした。でも、友人が被害に遭ったケースもあるので今回の記事を参考にしていただくことで、海外旅行へのセキュリティ対策に活用出来ます。
意外とそんなに難しくない対策をしていたので、重く考えず気軽に読んで参考にしていただけると幸いです。
海外旅行時の安全対策案内記事の紹介
海外旅行時の安全対策は外務省に簡易的に書いてあります。
あと、バックパッカーだった方のブログ記事にも丁寧に記載してあったので、ぜひ、こちらをお勧めします。
実際にあったひったくり犯の実例①
外務省やブログルール内容に「夜の外出を控えましょう」とありますが、2年間も住んでいるとたまに、友人とクラブに外出してました。その帰り際に、友人が持っていた小さなハンドバックをひったくられました。帰り際のバックを持ち替えた一瞬でした。そして、ひったくり後の足の速かったこと!
ケニア人は普通の人も足が速いですねぇ~
この実例からの反省点としては、「夜の外出を控えましょう」というそもそもの点ですね。ハンドバックを持っていたのもいけないですが、そもそもハンドバックにはほとんどお金は入っておらず、お金は基本的にブラジャーや靴下の中などに隠していました。私も同じ手法でいつも手ぶらでいるのが当たり前でした。
でも、ポケットに入れているとすぐ!盗られるのでポケットには何も入れないようにしましょう。あと、時計も付けてると盗られるのでオシャレするなら安いリング程度の方が無難です。
実際にあった盗難の実例②
バスの乗降時にバックのチャックを開けられて財布を盗られるケースは数件耳にしました。
チャックを静かに開けられるなんて凄いですねぇ~
日本でも電車やバスに乗る時のリュックサックは体の前に抱えるように案内されていますが、海外でも防犯の面ではリュックは前に抱えることは必須です。2重にカバーしていたとしてもカバーをハサミやカッターなどで破ってきます。大胆ですねぇ~
リュックサックは前に持って歩く様にしましょう
盗難実例③
バスに乗る前や乗った後に流しで売っている飴やお菓子を買って食べて、寝てしまい、起きたら荷物が空で終点に着いていた。なんて、こともあります。
スリや盗難は数人グループで行動していることがあるので、飴などに睡眠薬を混ぜて売って買わせて、その後犯行を起こすこともあります。
道端などで売っているお菓子などは絶対買わないようにして、なるべくスーパーなどで未開封のお菓子を購入することをお勧めします。
盗難実例④
自宅に着いた瞬間にカージャックに遭った友人がいました。カージャック時は対策が出来ないのですが、犯人への対応方法としては一つです。絶対に抵抗しない。です!大事なのでもう一度言います。
絶対に抵抗しない
お金を渡せと言われたら持っている全額を渡して、命だけでも助けてもらえたらラッキーだと思いましょう。
カージャックに遭う前触れがあるとしたら、帰国する前だったりします。帰国する情報を知られるとお金を下ろすだろう、との理由で狙われます。そのため、毎回一時帰国する時は大抵「今日ちょっと日本帰るわ!」と突然言って居なくなることが多かったです。薄情者に思えそうですがセキュリティのために必要なことでした。
その他の対策としては、テロなどから走って逃げれるようにするために毎日スニーカーを履くようにしてました。
あと、一人で行動することは避けて信頼出来る現地スタッフと行動するようにしたりするなど、色々とありますが旅行などの基本的なセキュリティであれば、最初に紹介した記事内容を参考にして頂けるのが一番だと思います。
トラブルは突然起きますが落ち着いて行動出来るように、セキュリティ対策を万全にして楽しい旅行を過ごして頂けると嬉しい限りです。
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