看護師国家試験対策☆呼吸機能区分はこれで解決!
看護師国家試験勉強をされている看護学生の皆さん、お疲れ様です!母主です。
今日は、呼吸機能検査区分について解説していきたいと思います。
呼吸機能検査結果は4つに区分されていますよね。この4つの区分の中でも、混合性障害と正常は正直分かるけど、
拘束性障害と閉塞性障害の違いが、いまいちぱっと思い出せないなぁ。
ってことありませんか?
呼吸機能検査の過去問題出題傾向を知ると、抑えるべき要点が分かります。今回はその要点対策に応じて、表にしてみました。
結論から言うと換気障害と疾患はセットで覚えておく!ということです。
では、始めます!!
今回の過去問題
まずは、今回の過去問題と解答・解説からみて頂きます。
呼吸機能検査の過去問題出題傾向
呼吸機能検査についての過去問題出題傾向は区分表が用いられる場合と、文章問題とあります。問題設定は区分を正しく解答できるか、もしくは、状況設定問題で患者はどこの区分にあたるか。を問われることが多いです。
どちらにしても疾患名を記載していることが多いので、検査区分毎に疾患名を把握しておくと解答がしやすいでしょう。肺が拡張できないのか、それとも気管の問題なのか関連図式に覚えましょう。
セットで覚えられない場合には、「1秒率が低下」「VCは70%」などヒントが記載されているため、ボリュームと1秒率と覚えておくと解答しやすいです。
イメージしやすいスパイロメーター区分表
拘束性障害におけるボリューム不足の意味は、肺が広がらないという点が一番の要点です。なぜ、広がらないのか?→肺がどうなっているから広がらないのか?という風に関連図式にイメージしていくと疾患に繋がりやすくなります。
なぜ、肺が広がらないのか→肺の繊維化で伸縮出来ない→肺繊維症
閉塞性障害は気管支の通りに問題がある点が一番の要点です。なぜ、空気が通らないのか?→気管支の内側がどうなっているのか?→気管支自体に問題があるのか?という風に関連図式にイメージしていくと疾患に繋がりやすくなります。
なぜ、空気が通りづらいのか→気管支の内側の粘膜が炎症→分泌が増えて肥厚→気管支喘息
文字だと長くなるのでこれを表にしてみました。
じゃーん。
まとめ
いかがだったでしょうか。
過去問題の傾向を知れば覚える点も凝縮されます。今回の傾向と対策は区分と疾患です。要点を抑えて効率よく対策していきましょう。
看護学生の皆さん、今から一日一個ずつ覚えていけば大丈夫!
応援してますよ!
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