
国家試験対策☆離乳食形態の変化とフォローアップミルクを対策!

こんにちは!日本とケニアで15年以上看護師や医療経験をした母主です
今回は離乳食に関する国家試験対策です

離乳食作ったことないし、よく分からない!
という方も多いのではないでしょうか
そこで、今回は!
離乳食を作れなくても、国家試験の離乳食問題は解決できる!
ようになります
ミルクとは異なる、フォローアップミルクについても解説します
解説といっても国家試験に関する要点だけ!お伝えします
今回の記事は国家試験に役立つけど、お子さんを持った時にも役立つ内容です
ぜひ、最後まで見てくださいね
過去問題まとめ
近年の離乳食に関する問題をまとめるとこんな感じでした
- 第97回 離乳開始時の形態について → 今回紹介
- 第99回 離乳食開始する親への説明 → 今回紹介
- 第100回 ダウン症の離乳食の開始時期 → 前回紹介済
- 第101回 離乳食について
- 第102回 離乳食の進め方 → 今回紹介
- 第108回 離乳開始について
- 第110回 フォローアップミルクについて → 今回紹介
離乳食が解答選択肢に含まれる問題は除外しています
第100回のダウン症の離乳食開始時期問題については、前回の記事で紹介しているので覗いてくださいね
ざっと見ると離乳食の形態など、離乳食初期の問題が多い印象です
今回は食事形態の変化とフォローアップミルクについて、イラストで紹介してます
第99回 離乳食開始する親への説明問題
6カ月の乳児に離乳食を開始する親への説明で適切なのはどれか。2つ選べ
1 1日2回から始める
2 つぶし粥から始める
3 開始時期が遅れている
4 はちみつの使用を勧める
5 母乳は飲みたいだけ与える
解説と答え

一般的に離乳食は5~6カ月から開始します
開始時の初期は【慣れさせる】練習が一番の課題になります
【慣れる】には1日1回程度の少量から始めるので、母乳やミルク主体の食事はしばらく継続します
はちみつにはボツリヌス菌が含まれているため、禁忌対象です
禁忌食品について詳しく知りたい方は、ママニティ大百科を貼っておきます
答え2 5
第97回 離乳食開始時の調理形態問題
離乳開始時の調理形態で適切なのはどれか
1 液状
2 なめらかにすりつぶした状態
3 舌でつぶせる硬さ
4 歯ぐきでつぶせる硬さ
解説と答え
離乳食の形態変化についてはイラストでまとめてみました

液状はそもそもミルクや母乳が液状ですね
前項目の問題解答にも【つぶし粥】から始めることを指導しています

離乳食はまさに、マックシェイク状態や
答え 2
第102回離乳食の進め方問題
離乳食の進め方で正しいのはどれか
1 開始前からスプーンに慣れさせる
2 開始時は炭水化物よりタンパク質の割合を多くする
3 開始時から人工乳はフォローアップミルクにする
4 開始から2カ月ころは舌でつぶせる固さの食べ物にする
解説と答え
前項目の解説で離乳食形態のイラストを参考にすると、正解が4であることがわかりますね
【つぶし粥】から始める、指導をしている通り炭水化物で慣れさせていきます
問題の内容は【開始時】とあるので、あくまでも開始時は慣れさせることが大事
フォローアップミルクに関しては次の項目で説明します
答え 4
第110回フォローアップミルク問題
フォローアップミルクで正しいのはどれか
1 母乳の代替品である
2 鉄分が添加されている
3 離乳食を食べる直前に与える
4 離乳食開始の時期から与え始める
解説と答え
フォローアップミルクは離乳食後期から不足しがちな栄養素を補ってくれます
要点はこちら

赤ちゃんも甘いものが好きなんですねぇ
離乳食を食べた後もしくは、調味料の一つとして加えることを指導していく必要があります
答え 2
まとめ:離乳食形態はマックシェイク状態からはじめる
では、今日のまとめです!
離乳食形態は高齢者の方にも通じるものがあるように感じます
嚥下困難な方はトロミ食ですが、形状がまんま離乳食です
ご覧になっている学生さんもいつの日かは、親御さんになるかもしれません
その時は、

離乳食ってマックシェイクから始めるんだったなぁ
と、ふと思い出してもらえたら嬉しいです
もうすぐ新学期ですね!
最後の1年となる学生さん、悔いのない様に過ごしましょう!
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