社会保障を克服★後期高齢者医療制度の概要と重要なポイント
こんにちは、母主です!
今回は、後期高齢者医療制度について解説していきます
社会保障は名前が似てて分からない
という学生さんも多いのではないでしょうか
しかし、この制度が無いと高齢者の方に医療が提供できません
何より国家試験も解答が出来ません
ポイントを抑えれば難しいことではないので大丈夫です
では、今回のまとめからお伝えします
まずは、高齢者医療広域連合と後期高齢者医療制度の解説をしていきます
後期高齢者医療広域連合とは
『高齢者の医療の確保に関する法律』が土台になっています
後期高齢者医療制度を運営する特別地方公共団体です
都道府県毎に一つずつ置かれています
後期高齢者医療制度とは
負担割合:収入額によって負担額は異なります
窓口負担は1割、2割、3割
加入年齢:基本的には75歳~
一定の障害がある場合には、65歳~
高齢者にとっての一番のデメリットは、年金から天引きされることです
支給額が減額されると生活も大変ですよね
第96回改変 高齢者の保健事業を行うのは
高齢者の医療の確保に関する法律に基づく保健事業を行うのはどれか
1 医療機関
2 都道府県
3 後期高齢者医療広域連合
4 地域包括支援センター
解説と答え
答え 3
地域包括支援センターは要支援の介護度を要する方の、ケアマネージャーや介護相談窓口となっています
第106回 医療制度が定められているのは
後期高齢者医療制度が定められているのはどれか
1 医療法
2 健康保険法
3 高齢社会対策基本法
4 高齢者の医療の確保に関する法律
解説と答え
答え 4
高齢者社会対策基本法は、高齢社会対策を推進し、経済社会の健全な発展および国民生活の安定向上を図ることを目的としています
第110回 医療制度が定められているのは
後期高齢者医療制度が定められているのはどれか
1 介護保険法
2 老人福祉法
3 高齢者の医療の確保に関する法律
4 地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律(医療介護総合確保推進法)
解説と答え
答え 3
老人福祉法は、老人の心身の健康の保持および生活の安定のために必要な措置を講じ、老人の福祉を図ることを目的としたものです
第111回 後期高齢者医療制度の年齢範囲は
後期高齢者医療制度の被保険者は、区域内に住居を有する( )歳以上の者、および65歳以上( )歳未満であって、政令で定める程度の障害の状態にあるとして後期高齢者医療広域連合の認定を受けた者である
( )に入るのはどれか
1 70
2 75
3 80
4 85
解説と答え
答え 2
前期高齢者は65~74歳としています
まとめ:高齢者の人口と負担額は増加していく
では、今回の記事のまとめです
こんなニュース記事がありました
【NHKのニュース記事】
「団塊の世代」7割が後期高齢者に 介護保険料見直し今夏結論へ
2023年は団塊世代の7割が75歳以上の後期高齢者になる予定です
2025年には75歳以上の割合は日本人口の2割になるそうです
高齢者が増加することは、介護や医療の受容が増えます
受容が増えることは費用も増加します
そのため、高齢者が負担する介護保険料が増額される、という記事です
日本は海外と違って少ない負担で医療を受けられます
これも、国民が保険料を納税している仕組みがあるからです
しかし、私たちもいつかは、高齢者になります
自分たちが年金受給する際にはどうなっているのか
もしかしたら更に、年金支給額は減額になっているかもしれません
学生の皆さん!
社会人になったらぜひ、将来的な貯蓄を考えて行動することをおススメします
早いに越したことはないです!
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