運動習慣が健康寿命を延ばす秘訣とは?過去問解説と共にお届け♪

 

こんにちは、母主(ボシュ)です

 

看護師15年以上勤務し、チームリーダー、プリセプターを何度も経験したからこそ

 

分かりやすく解説することをモットーにしています

 

今回の記事は【運動習慣】の過去問題を解説しています

 

この記事を読んでくれている看護学生のあなたの運動習慣はいかがでしょうか

 

最新の研究や引用文献を交えて、身体機能に及ぼす驚くべき影響を解説します

 

★ 今回おススメの学生さん ★

・運動習慣による影響を知りたい

・健康を左右する秘密を知りたい

・過去問題の出題傾向を知りたい

 

結論は次の通りです

 

★ 運動習慣 のまとめ ★

・運動習慣は70歳以上が最も高い

・運動習慣は身体機能に良い影響をもたらす

 

運動習慣は幸せを呼んでくれます!

 

過去問題も解きつつ幸運を自ら呼べるきっかけになれば嬉しいです

 

 

目次

第98回改変 成人の生活習慣

 

令和元年国民健康・栄養調査の結果で正しいのはどれか

 

1 朝食の欠食率は30歳代が最も高い

2 1人1日当たりの食塩摂取量は8gである

3 運動習慣のある者の割合は40歳代が最も高い

4 生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している物の割合は30歳代が最も高い

 

解説と答え

 

 

答え 1

 

1 朝食の欠食率は30歳代が最も高い

→男性は40歳代、女性は30歳代が最も欠食率が高い結果です

 

2 1人1日当たりの食塩摂取量は10gである

→1人1日当たりの食塩摂取量の平均値は10.1gであり、男性10.9g、女性9.3gです

 

男女とも60歳代で最も摂取量が高いです。

 

厚生労働省が進めているのは、

「健康日本21(第二次)」の目標

食塩摂取量の減少 目標値:1日当たりの食塩摂取量の平均値 8g

 

厚生労働省の目標にはまだ遠いようです

 

3 運動習慣のある者の割合は70歳代が最も高い

→最も高い年齢男性70歳以上=42.7%、女性70歳以上=35.9%です

 

運動習慣が低い男性は40歳代=18.5%、女性は30歳代=9.4%でした

 

後ほど、詳しく解説していきます!

 

4 生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している物の割合は50~59歳代が最も高い

→生活習慣病のリスクを高める量の飲酒割合、男性:14.9%、女性9.1%

 

男性40~49歳 21.0%、女性50~59歳 16.8%が最も高いです

 

参考ページ:厚生労働省 令和元年国民健康・栄養調査結果の概要

第109回改変 成人の生活習慣

 

令和元年(2019年)の国民健康・栄養調査における成人の生活習慣の特徴で正しいのはどれか

 

1 朝食の欠食率は50歳代が最も多い

2 運動習慣のある人の割合は30歳代が最も多い

3 1日の平均睡眠時間は6時間以上7時間未満が最も多い

4 習慣的に喫煙している人の割合は10年前に比べて増加している

 

解説と答え

 

答え 3

 

第98回と類似した内容で再出題されています

 

3 6時間以上7時間未満の睡眠割合は男性32.7%、女性36.2%

 

6時間未満は男性30~50歳代、女性は40~50歳代で最も多いようです

 

4 習慣的に喫煙している人の割合は10年前に比べて減少している

喫煙割合は16.7%、男性27.1%、女性7.6%

 

30~60歳代男性では減少の割合が最も高い結果でした

 

運動習慣は70歳代が最も多い

運動習慣がある割合で一番多いのが、男女共に70歳以上でした

 

参考ページ:厚生労働省 令和元年国民健康・栄養調査結果の概要

 

運動習慣が一番低いのは男性40歳代、女性30歳代です

 

子育て世代であることから改善が出来ない原因も、『仕事(家庭・育児等)が忙しくて時間がない』が最も多いようです

 

第95回 70歳代の生活習慣

 

令和元年国民健康・栄養調査で、他の年代と比べて70歳代の割合が最も高い生活習慣はどれか

 

1 喫煙

2 運動

3 生活習慣病のリスクを高める量の飲酒

4 朝食の欠食

 

答え

 

答え 2

 

第103回改変 運動習慣のある女性割合年齢

 

令和元年(2019年)の国民健康・栄養調査において、運動習慣のある女性の割合が最も高いのはどれか

 

1 30~39歳

2 40~49歳

3 50~59歳

4 60~69歳

5 70歳以上

 

答え

 

 

答え 5

 

第107回改変 運動習慣のある女性割合年齢

 

令和元年(2019年)の国民健康・栄養調査において、運動習慣のある女性の割合が最も高い年齢階級はどれか。

 

1 30~39歳

2 40~49歳

3 50~59歳

4 60~69歳

5 70歳以上

 

答え

 

答え 5

 

第110回改変 運動習慣のある男性割合年齢

 

令和元年(2019年)の国民健康・栄養調査において、男性で運動習慣のある割合が最も多いのはどれか

 

1 20~29歳

2 40~49歳

3 60~69歳

4 70歳以上

 

答え

 

答え 4

 

運動は幸せホルモンを運んでくる

 

スポーツ庁広報マガジンで興味深い記事を発見しました

 

月に4回以上の運動をしている人は、仕事で感じるストレスと抑うつ傾向の割合が減少する結果を紹介しています

 

また、運動することで脳から幸せを感じるホルモンが分泌されるとのこと

 

身体機能の改善だけでなく、生活の質の向上やメンタルヘルスの効果があるようです

 

看護師
看護師

バッティングセンターでストレス発散する人の効果は理にかなっているようです

 

数字で見る!スポーツで身体に起こる気になる「6」つのデータ

 

第100回運動習慣が身体機能にもたらす効果

 

運動習慣が身体機能に与える影響で正しいのはどれか

 

1 体脂肪率の増加

2 最大換気量の減少

3 基礎代謝量の増加

4 1回心拍出量の減少

 

解説と答え

 

答え 3

 

2 最大換気量は増加する

 

トレーニングにより呼吸筋の筋力強化というより、肺の弾性収縮力が増大することで一回換気量が増大し、運動時の呼吸能力の増大につながると考えられる

引用元:スポーツと肺機能 伊藤玲子著

 

運動すると必要な酸素供給量が増えます

 

そうすると、肺の換気量を増やすことに繋がります

 

4 1回心拍出量の増加

 

運動時の心拍出量は安静時の約五倍になります

運動トレーニングにより、心筋が拡張して心臓容積を増し、かつ心筋が肥大して収縮力が強化される。(中略)トレーニングは心臓の収縮機能と拡張機能を改善するのである。

引用元:身体運動と心血管系機能 前田清司著

 

運動することで筋肉が収縮します

 

収縮には酸素供給が必要となります

 

すると、1回心拍出量が増加する、という流れです

 

第105回 運動習慣が身体機能にもたらす効果

 

運動習慣が身体機能に与える影響で正しいのはどれか

 

1 筋肉量の減少

2 体脂肪率の増加

3 最大換気量の減少

4 基礎代謝量の増加

 

答え

 

 

答え 4

 

第109回

 

健康習慣が身体機能にもたらす効能はどれか

 

1 肺活量の減少

2 耐糖能の低下

3 免疫力の向上

4 中性脂肪の増加

 

解説と答え

 

答え 3

 

適度な運動習慣がIgAを増え、(中略)免疫機能向上に加えて、ストレスを低減させる可能性が確認出来ました

引用:大塚製薬 免疫navi

 

免疫物質であるIgAが増加して、風邪をひきにくい状態にしてくれるんですね

 

 

まとめ:健康寿命全国一は滋賀県

 

今回のまとめです

 

★ 運動習慣 過去問題のまとめ ★

・運動習慣は70歳以上が最も高い

・運動習慣は身体機能に良い影響をもたらす

 

最後にNHKの記事を紹介します

 

2022年に発表された平均寿命の全国都道府県ランキングで滋賀県が男女共に上位になりました

 

NHK 長寿全国一が滋賀県って、なんでなん!?

 

長寿の秘訣は、減塩禁煙ご縁(コミュニティ)にあるようです

 

コミュニティは文化活動を紹介していますが、『孤独にしない』ことを重要としています

 

人との繋がりが出来ることで心が前向きになって活動的になります

 

結果、運動習慣は心を前向きにして健康寿命を確実に伸ばす効果があります

 

今回の記事が国家試験対策の参考になったら嬉しいです

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