看護師国家試験勉強方法☆効率の良い肉付け方法
今日から2月☆看護師国家試験まで2週間!いよいよ国家試験までの勉強も大詰めですね。皆さんどんな勉強方法をしていますか?私は過去問題をひたすら解いて肉付け、解いて肉付けを繰り返していました。
しかし、残り2週間でそんなにゆっくり解く時間は無いし、振り返りなんて範囲が広すぎる!そんな学生さん、効率よく過去問題を解きたくありませんか?
過去問1問解くだけで4問解けたら効率いいですよね。
今回は過去問題を解いた後の肉付け方法を紹介していきます。既に、実践している方もいると思いますが「こんな方法があったのか。」「そこまで解説を見てなかった」「知ってるよ~」という方も含めて、小休憩のつもりで見ていってくださいね。
今回の過去問題と肉付け方法の結論
まずは、今回参考にさせてもらう問題を紹介します。
第109回看護師国家試験問題より出題
問題の解答・解説はこちらです。
さて、シンプルなこの解説に肉付けをして問題を増やす効率方法の結論を先に紹介します。
効率の良い肉付け方法の結論
・正解以外の解答はなぜ違うのか。
・正解以外の解答はどんな問題として出題されるのか想定する。
・肉付けの更に肉付けを重ねて疾患などと連結させる
一つ一つ解説していきます。
肉付け方法
間違いだった答えはなぜ違うのか
解説には砕石位の必要時が記載してありますが腹臥位と、シムス位についての解説がありません。シンプルで簡単な基礎的問題には今回の様に説明がない場合が多いです。そんな時は、自分で解説をつけてみましょう。
発想の仕方としては、
腹臥位とシムス位をした姿勢で経鼻経管栄養をした場合どうなると思いますか?
勉強は教科書に書いてある正しい答えを覚えていくのが普通です。しかし、この答えはなぜ違うのか?という視点から答えることが出来れば間違った姿勢で患者に起こるリスクを知っていることになります。
今回の例でいくと…
腹臥位で経鼻経管栄養を行う
→胃を圧迫するため逆流するリスクがある
→逆流すると誤嚥性肺炎になる可能性がある
どういうリスクに繋がって、疾患が引き起こされるのかを答えられれば本当に正しい答えを知っていることになるでしょう。
正解以外の解答はどんな問題で出題されるのか想定する
砕石位の解説のように腹臥位とシムス位はいつ、どんな時に維持する姿勢となるでしょうか。
姿勢の名前と体位を知っているだけでは、一般人でも知ってます。
医療の現場はどこで、この姿勢が必要になってくるのでしょうか。
どうでしょう?連想できましたか?
シムス位の場合
シムス位→腹部や臀部の緊張を和らげる姿勢になる→妊婦さんが楽に過ごせる姿勢としても有効。
肉付けの更に肉付けを重ねて疾患と連結させる
砕石位は手術や診察部位が記載されていますが、どの疾患の診察に用いられるのかまで答えれられそうでしょうか?
疾患名と手術名までセットで答えられたらもう、120点です!もう、国家試験も合格!疾患+手術+治療方法をセットで解答出来れば現場でもきっと大丈夫です!おばちゃんが保証しますわ。笑
病院は治療する場所なのでどうやって治療するのかを知ることは大事なことです。そこが繋がっていなければ医師の診療の補助も、患者の不安も拭えないですからね。肉付けの肉付けという点でもう一つ意識して欲しいことがあります。
砕石位の手術という連想から連結させて腹臥位の手術はどんな手術に適応するでしょうか?
どうでしょう?色々な部位の手術がありますが腹臥位の手術は答えられるでしょうか。
解説の文章もただ読むだけではなくて、こういった風に連結させると【腹臥位】に対する知識が広がりますね。
腹臥位の手術…脊柱管狭窄症、脊柱管固定術などの整形外科手術、後頭部の手術体位
まとめ
いかがだったでしょうか。
目から鱗!だった学生さんもいれば、すでに実践している方もいたと思います。勉強方法は自分にあった方法が一番だと思います。ただ、こういった視点を変えて物事を見てみることもぜひ、取り入れてもらえると問題が更に深くなるということを皆さんに知ってもらえたら嬉しいです。小休憩の足しになりましたかね。
皆さんの努力は絶対に無駄になりません。未来の看護師さん達!応援してますよー!!
コメント