看護助手さんは不可欠なチームメイト

看護師として15年以上勤務して思うことは、病院はチームで働いていることを実感。そのチームメイトの一人に欠かせない存在が看護助手さんです。バレーボールをしている私的に表現すると

母主
母主

縁の下の力持ちのリベロ的存在

だと勝手に思っています。今回の記事は、病院毎に違えども看護助手さんの共通している仕事内容やメリット・デメリットなどを紹介するので、就職先の一つとして参考に出来ると思います。

目次

看護助手さんの仕事は沢山ある

まずは仕事内容ですが色々あります。

  • 食事時には下膳・配膳、患者さんへのお茶配り
  • 検体なら検査室、薬剤受け取りなら薬剤部、汚染シーツの運搬、ゴミ出しなど各所への運搬作業
  • 患者さんのケアは看護師と一緒にオムツ交換、トイレ介助や全身清拭、顔拭きなどの介助
  • 清掃の場合には使用したポータブルトイレの片づけやその他物品の片づけ

まぁ、まだあるんですがこういった裏方の仕事があります。この裏方の仕事をして頂いているお陰で、看護師は仕事が出来ているので頭があがりません。看護師が処置など時間に追われている時に

神助手
神助手

「ここ片づけておくから早く行きなさい」

と言ってくれると神様にしか見えません。マジで。

看護助手の仕事におけるメリット・デメリット

メリット免許が不要です。ケアや搬送などの患者さんと直接触れる時などは、基本的に看護師が手伝いを依頼するものなので、寝たきりの患者さんを一人きりで対応することはありません。そこは責任問題になってくると思いますので。

二つ目に配膳やケア一つにしても患者さんから直接「ありがとう」とお礼を言われると嬉しくない人はいないと思います。人の役に立っていることを実感出来る仕事と思います。

三つ目は他部署との関わりがあったりするので看護師より顔が広くなったりします。病院の構造や近道なども看護師より詳しかったりします。

四つ目は残業が基本的にないです。看護師は記録などに残業を取られがちですが、助手さんに記録業務は無いので残業している方は正直、見たことがないです。どうしても看護師の手伝いで残ってもらうことはあっても1時間も拘束されることは無いと思います。

 

一方でデメリット給与が看護師より低いです。私が勤めた病院では事務員さんと助手さんの給与差はほとんど無かったように思います。

二つ目のデメリットは排泄物処理や血液汚染などの対応をするので、臭いや見た目などの苦手を感じる方はいるかもです。

三つ目は看護師と一緒にケアや搬送を行ったり、力仕事も伴うので腰痛が持病になる可能性があります。

 

以上、看護助手さんは多忙ですが残業が少ないので、家庭を優先したい方には参考にしても良い職種ではないかなぁと思います。実際、家庭持ちで子供さんが小さい方は土日のシフトは外して平日はフルタイムで働いて、定時には帰宅する方もいます。

ぜひ、人の役に立ちたいと思って悩んでいるかたの参考の一つになれば幸いです。

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